So-net無料ブログ作成

Vol.68 LOST THE 3RD [海外ドラマ]

2007年6月から日本のAXNで「LOST」の第3シーズンの放送がはじまった。
アメリカでの放映が2006年10月4日から2007年5月23日にかけてまでだから、ほとんどタイムラグなし、といってもいいだろう。
少し前なら海外TVは5年くらい待たないと日本で放送しなかったわけだから、本当にいい時代になったと思う。

アメリカのTVドラマを観ていると基本的に二つのパターンがある。
まず「最初だけ面白いが、後は失速してだらだらやっている」パターンと、「3シーズンくらいまでは方向性が定まらず、散漫だったが、4シーズンくらいから格段に面白くなる」パターンだ。

「LOST」を今まで観ている限りでは、どうやら前者のパターンになりそうなまりそうな雲行きだ。
ちなみに、この第3シーズンはアメリカで最低人気だったらしいが、最初から観ている人なら、別に退屈はしないと思う。

このシリーズに、本当のヒーローがいるとすれば、それは元イラク軍情報将校サイードだろう。
演じているナヴィーン・アンドリュース=Naveen Andrewsがインド系の英国人(国籍は不詳)であることはご愛嬌だが、このサイードというキャラクターが実に格好いい。
その孤高な姿は見ていて感動的ですらある。

「LOST」第3シーズンでさらに存在感が顕著になってきたのは、サンとジンの韓国人夫婦像だ。
シリーズ当初は製作側も、もてあまし気味のキャラであり、お客さん扱いの印象が強かったものの、シリーズが進むにつれて、二人とも存在感を増してゆき、このドラマの隠れたヒロインはキム・ユンジン演じるサンかもしれない、と最近思いながら観ているのだった。
ちなみに第3シーズンではサンのフルネームが明かされる。

夫ジン演じるダニエル・デイ・キムも、劇中英語がだんだんと出来る設定になって、ぐっと人物像に複雑さが増し、ダニエル・デイ・キムの演技にも格段に深みが出てきている。
第51話「ガラスのバレリーナ/The Glass Ballerina」で見せた彼の演技の幾つかは、本シリーズにおいて最高のものだったと思う。

「LOST」は当初、ジャック(=マシュー・フォックス/Matthew Fox)とケイト(=エヴァンジェリン・リリー/Evangeline Lilly)らを中心に進んでいったが、彼らのドラマがあまりに陳腐でわざとらしく、ばかばかしいものに成り下がってしまっていることに比べ、「その他」のはずだったマイノリティー系俳優たちのドラマの方が遥かに面白くなってしまったのが、このドラマの妙にユーモラスなところあり、連続TVドラマの醍醐味だ。

でも、これも、もしかしたら変化球の名人、J.J.エイブラムス(=J.J.Abrams/製作・監督・脚本)の作戦なのかも??? 

早々にきちんとした収拾を望みたいTVシリーズである。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。